エアコンの大掃除なの。ぽちのエアコン編 [ぽち工房(ぽち工務店)]
エアコン工事ネタが続いたので、なんだか電気屋さんのブログ?な感じですが...
もう少しエアコンネタが続く!(笑) 今度はエアコンの大掃除なの。
エアコン工事は無理でもエアコンの掃除ならば、ぽちブログが参考になるかも?
そんなおはなし。
エアコンの吹き出し口から中を覗くと....
ヤヴェぇくらい汚い...
このエアコンにはアフターアイドリングというか、エアコン停止後に自動洗浄を行うエアコンなのですが...
■内部清浄(最長60分間)
運転停止後にプラズマクラスターイオンをエアコン内部に充満させ、カビの発生を抑制します。(約20分間)
冷房・除湿運転後は送風運転で、吹出口周辺を乾燥(約40分間)させてから、おこないます。
暖房・プラズマクラスターイオン後...20分間*
最初の頃は、これをあまり活用してなかったんですよね...
でもこのエアコンは、2012年8月に買い替えましたので...
関連記事:エアコン来るから部屋片付け〜
もう6年か...そう思うと、まぁこんな感じの汚れか...
エアコン掃除というと...
多分、一般に思い浮かべるのはこれでは無いかと...
(ネットでイメージがわかりやすい写真がこれだっただけで、特定の会社、製品を指すものではありません。)
ぽちの『私見』と最初にお断りしておきますが...
エアコンの内部構造を多少は知っている、ぽちが思うには、この手の洗浄スプレーは見かけだけです。
庭の草抜きで例えると、表層の草だけ刈って、根がそのまま残ってる状態ですかね。
まぁ、やらないよりはマシ...と言いたいですが、気休めですね。根本の解決にはなりません。
ぽちのエアコンはフィルター自動掃除機能があるので溜まったゴミを捨てるほかには内部の掃除してませんでした。
上記理由によりエアコン用洗浄スプレーの類はやってませんので、設置後6年目で初の大掃除となります。
と、いう事で...少し本気のエアコン掃除をしてみました。
そのために召喚したデバイスたちはこちら。
蓄圧式噴霧器と、エアコン洗浄用アルカリ洗剤と...
エアコンを掃除する時に使う洗浄カバーです。
さて、エアコン室内機をバラバラに分解して掃除してもいいのですが...
今回は、自分もやってみよう!って方の参考になればと思いまして、必要最低限の分解、工具を使わない範囲でやっていきます。
正面パネルを外します。大体は、ヒンジの部分に外し方が書いてます。
工具無しで簡単に外れますし、掃除のため外すことを想定している部分でもあります。
フィルター類を取り外します。
フィンは結構汚れていますね...
では、洗浄準備です。
エアコン洗浄用カバーを取り付けます。まるでエアコンのシャンプーハットだ(笑)
エアコン上のフィンの部分を洗浄した廃液は、エアコンのドレンホースから室外に排出されますが、
吹き出し口を掃除した廃液はそのままおもてに出てくるので、カバーと廃液を流すホースは必須です。
ぽちは、ホース5mタイプを購入し廃液のバケツは屋外へ置きました。
さて、洗浄準備です。
この蓄圧式噴霧器は4ℓ入ります。
洗浄液は10~20倍希釈なのですが、キリがいいので計量カップで50ml入れて4ℓ目盛まで水を注入。
こんな感じで、ハンドルをガシャガシャ動かすと、タンク内の圧力が上昇して液が出てくるって便利マシンです。
そうそう...コンセントは必ず抜いてね!
さて...
どこまで綺麗になるかな?...
否!!
綺麗になるかな?じゃない!!綺麗にするんだ!!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
圧力上昇した波動砲を...
じゃなくて、蓄圧噴霧器のノズルをエアコンに...
ノズルのボタンを押すだけで液が出ます。ストレート〜拡散までノズルの先端で調整可能です。
洗剤をかけるのでなく、洗浄液を水圧をかけながら当てて、汚れも洗い流して行く感じですね。
少し洗浄していると....
おぉ...排水の色が、やばたにえん...(笑)
ぽちは4ℓの蓄圧噴霧器を使用して溶液洗浄を2回しました。フィン内部に洗剤を浸透させる&水圧でゴミを流す。
その後しばらく(10〜20分)放置してから、すすぎを4回(初回はお湯で1回、あとは水で3回)
それくらいすすぎしてると...
流れ出てくる水は結構、綺麗なもんです。
エアコン洗浄に使うアルカリ洗剤は放置していると、アルミを腐食するので、
専用の中和剤を使うか、念入りにすすぎすることお勧め。
あと、エアコン内部に黒カビが!!って、ハイター(塩素系漂白剤)なんか使っちゃダメですよ!(笑)
作業終了後の洗浄液...
カナリキタナーイ!(笑) ダークマター溶液?
すすぎが終わりましたら...
タオルで水滴を拭きあげてから
しばらく乾燥させます。
さて...
エアコン掃除だけに蓄圧式噴霧器勿体無いと思うじゃない?
これ、すごく便利なの。 霧にもストレートにもなるしストレートだと三メートルくらい余裕で飛ぶの(笑)
エアコンを乾かしてる間に...
除草剤の散布に使いました。
庭の雑草を駆逐してやる!!
うちは広い家じゃないけど、家の周りぐるっと2周除草剤散布ができました。
先日、洗濯機掃除にも使ったし、1600円とは思えないくらいマルチに活躍する蓄圧式噴霧器くんです。
乾燥が終わったら、
フィルターやフロントパネルを取り付けて終了です。
さて、どれくらい綺麗になった?
まずは、アルミフィン。
Before...
after...
エアコン吹き出し口。
Before...
after...
まさに!劇的ビフォーアフター!(笑)
さて、今回のエアコン掃除につかったもの。
蓄圧式噴霧器 1730円
アルカリ洗剤 2070円
エアコン用カバー 2000円 合計5800円
初期投資は3800円で、ランニングコストは洗剤代の2000円だけ。
洗浄溶剤は1キロ入りで家庭用エアコンなら最大10台掃除できる。
アルカリ洗剤だから、台所のレンジフードの掃除とかにも活躍できそうですね!
これはお得!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
業者に頼むと?
1台1万円以上... 自動掃除機能付きエアコンだと約2万円とのこと。
ちなみにエアコン部品の保管期間は9年。
部品もそうですが、年数たったプラ部品とかは簡単に割れてしまいます。
なので、エアコンクリーニング中に壊れてしまうケースがあるため10年たったエアコンはクリーニングしない業者も多いそうです。
一件、難しそうなエアコン洗浄ですが、これならば自分でもできちゃいますね!(あくまで自己責任)
注意点は、エアコン室内機の(大体は右側)に電装部品があるので、それは洗わないこと(笑)
そのほかにも電装部品がついていれば、マスクするか、可能なら取り外して、濡れないようにしましょう。
エアコン洗浄した後、冷房運転をしたのですが....
取り付けたばかりのエアコンの匂いがしました(笑)
よしっ!次のお休みの日には、リビングのエアコンを洗浄してやる!!
でわ。
2018-09-05 23:59
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