いまさらですが、はいふり。なの。

『はいふり』こと『ハイスクール・フリート (High School Fleet)』は2016年4月より放送されたアニメで、ぽちがいまだにしつこくしつこく視聴しているアニメである(笑)

明乃艦長の帽子をかぶる姿が凛々しいですね。

意外なことに...ぽちは『はいふり』のツイートは数多くしているものの...ブログ記事にはしていなかったようです。

ということで...ここ１週間で３回くらいは観ているはいふりの、ぽちが思うツボを紹介なの。

そんなおはなし。
１話の放送終了までは『はいふり』というタイトルで、ほのぼのアニメ感を出していた本作。

ただの『ゆるアニメ』じゃ無いと気づくのにそう時間はかかりませんでしたね。(笑)

はいふりは、各話にツボなポイントはたくさんあるのですが...
どこか１話だけ紹介するならば...最終話でしょう。
（ぽちブログを好んで訪問くださる方々は、はいふりを知ってると思うので、細かい説明は抜きね。）
ぽちがヘビロテで視聴してるのは、11話からラスト１２話までです。

そんな１２話最終話のクライマックスシーンは武蔵とはれかぜの最終決戦シーンですね。

武蔵の砲撃を受け、もう艦放棄、苦渋の離艦指示を出さなきゃならないか....と思われた局面からのシーンです。

明乃艦長は武蔵の前に廻り込もうとします。

明乃艦長『みっちゃん！面舵いっぱーい！武蔵の右元へ！』
みっちゃん『面舵いっぱーい！』


みっちゃん『え！？』

みっちゃん『ふーん！！！』

みっちゃん『舵輪が回りません！！（；＿；）』

明乃艦長『えぇー！？』
聡子ちゃん『艦長！舵に被弾！操舵不能ぞな！』

明乃艦長（...このピンチを切り抜けるにはどうすれば....）

明乃艦長（はっ！！）

明乃艦長『パラシュートあったよね！』
シロちゃん『へっ！？』

シロちゃん『え！？　あ...うん..』（有るという肯定の返事ではなく、明乃艦長の気迫に押された形の返事ですな）

明乃艦長『ひめちゃん、ももちゃん！パラシュート用意！』

明乃艦長『右舷後方に投げ込んで！早く！！』

ひめちゃん、ももちゃん『はいー！！』

海中で開くパラシュート。

鈴ちゃん『回った！』

幸子ちゃん『やりました！敵前大回頭！ 』

見事に武蔵に接舷しました。　素晴らしい指揮でした。感動です。


ぽち『かぁ〜！！　シーアンカーかよ！　明乃艦長すげぇぜ！』
一応、小型船舶の船長歴のあるぽち視点から観ても、シーアンカーは驚きです。
とっさに思いつく判断力もさることながら....

シーアンカーなんて経験がなけりゃ成功しねぇよ！(笑)

それを易々とやってのけた、明乃艦長は素晴らしい！そこにシビれる！あこがれるゥ！


みっちゃんの...

舵輪が回りませ〜ん！！

からの...

頭をフル回転させて...パラシュートあったよね！！

さすが明乃艦長は機転が利く...

そうか！！５話でみんなで余暇を楽しんでる時にパラシュート使ったのを思い出したのか！

え？

ん？

そうだったか？？何か違うぞ？？？

５話のこれは、パラグライダーじゃん！！

これは、パラシュート！

ってことは、パラシュートを使った記憶から、パラシュートが有るという結論を導いたのでは無い！？
通常はパラシュートなんて艦載備品には入ってないだろうから....

ということは？

明石さんの補給でもらったのかな？

それは考えられるな...

だって...

たまちゃんが魂で撃った..

この、

噴進弾も、何かに使えたらいいね〜レベルで置いて行ったシロモノだ(笑)
だから、初期装備になくても明石さんが置いて行った可能性は有る...

ということは？

明乃艦長は艦の全て、人員も装備も備品も全て把握しており...

この考えているシーンは、明乃ちゃんの脳内コンピューターがフル稼働して装備品リスト検索をしていたのでしょう...

明乃ちゃん....　すげぇよ。

１話で...

なんで私が艦長なんですか？と教官に問うた明乃艦長。

それは、上が見る目があったということ。そして、それは正しかったということ。

明乃ちゃん....あんた、立派な艦長になるよ。

ぽちは最近までパラシュートをシーアンカーがわりに使ったことばかりに目が行ってたが、あのパラシュートってどこから？って思った時...
新たな考察が生まれました。

まさに、見るたびに考察が深くなるアニメですね。

そして....そんなボロボロの激戦から帰港した、はれかぜ。

艦長としては当然...最後に艦を降りる。

わーい！陸だー！！

とても濃い海洋実習からの帰港に安堵するクルー....

その時...不穏な音が....

はっ！？


はれかぜが....

沈むなよー！！


クルーを無事送り届けたことを確認し、自らの役目が終わったことを確認したかのように沈んでいくはれかぜ。


ただただ...見守るしかすべがない....


艦長がもう泣きそうです....

でも...

明乃艦長は涙をぐっとこらえ....

表情が、心を決めた表情になりました。

手にグッと力が入ります...




はれかぜを心配するクルーたちの中で、真っ先に艦への敬意を敬礼をもって示した明乃艦長。

ましろ副長もその姿を見て...

はれかぜに正対します。

泣いていたクルーたちも、明乃艦長の敬礼姿を見て...

はれかぜに正対します。

皆が、泣きじゃくりたいところ...


はれかぜに正対します。

グッと涙をこらえてはれかぜを見守るクルーたち...

シュペー艦長もはれかぜに敬礼で敬意を表します。

教官たちも...

はれかぜに敬礼！

そんな、クルーたちの敬意を受けながら...

はれかぜは....

5月5日夕刻...

晴風乗員の見守る中...横須賀埠頭の海底へ永い眠りに就きました....

明乃艦長の表情が...とても寂しさを誘います....

明乃艦長の表情が変わりました...

きっと...はれかぜへの感謝や労いの想いを伝えられ、見送っているのかな...

もう、この最後のシーンも感動ものです。ぽちが何度も観返すのは、これらのシーンがとても感動するからですよ。


そしてその感動は、はいふりの描写や設定が凄く細かいのも要素の一つ。

最後の最後の感動シーンでは...

はれかぜが沈んでいくのを見守るしかすべがないクルー達…ありきたりなアニメなら、ここで全員が敬礼してただろう（笑）
もしこのシーンで全員が敬礼していたら感動も半減します...

そう...挙手の敬礼は着帽時のみ。なのだよ...


通常、敬礼は、シュッ！って手を挙げてしますが、




明乃艦長の緩やかながらも動作に迷いなくビシッとキメた敬礼...

ぽちは、このシーンだけでも涙が出ます。そんな感動シーンですね。

とても素晴らしい設定、考証、描写や設定。
はいふりが劇場版になるなら…そんな素晴らしい、はいふりの...それらをもマイナスにしてしまった音響を！！

音響をなんとかしてくれ！！（笑）

ここは...日本アニメ史において右に出る者がいないと言われるガルパンスタッフさんお願します！（笑）

そんな、ぽちがはいふりで感動しているポイント紹介でした。

あ....

ましろ副長だけ、腕を曲げていますが...これはきっと猫を抱えてるだけで....

ヤマト式敬礼をしているわけ...では無いと思いまする(笑)

でわ。

コメント 2

そこでヤマトを連想するのは
ぽちさんだけかもです
さすがですねw
by 月宮水瀬 (2017-04-04 17:53) 

月宮水瀬 さん、nice!&コメありがとうございます！

＞＞そこでヤマトを連想するのはぽちさんだけかもですさすがですねw

恐縮です(笑)

でも、ましろ副長がヤマト式敬礼をしてるのだとしたら..それはそれで胸熱ですな(笑)
by ぽち (2017-04-07 12:08)