新たなる力、起動なの！ iMac近代化改修（ソフト編）

ぽちの１０連休が終わってしまう...

長期休暇恒例のアキバ遠征は無かったけども、なのはエクセリオンエプロンは仕上げれたし、ビストロぽちでたくさん料理作って楽しかったし、少しだけど大阪日本橋で萌え成分補給できたし、愛機iMacが新たなステージに進んだし。
いろいろイベントはあって楽しめたからいいか...

ということで、

レイジングハート、セットアップ！

新しく生まれ変わった愛機iMacの近代化改修後編になります。

そんなおはなし。


ぽちの愛機は iMac 27-inch, Late 2009(2.8 GHz Intel Core i7 16GB 2TB)です。
今回はSSDの追加をするにあたり、HDDと入れ替えではなく、光学ドライブとのトレードを行いました。
その後の速度変化とかのおはなしです。

組み込み・改造記事は、前回記事：新たなる力、起動なの！　iMac近代化改修（ハード編）をご参照くださいませ。

さて、ＳＳＤ化して、得られる効果で一番期待したのは速度向上です。

速度向上はそのまま作業性の向上に直結しますし、何よりも精神的にも重要な部分です。

まず、ドライブ単体での速度テストをしてみたのですが、

この診断アプリによる簡易計測ではＨＤＤに比べて概ね２倍程度高速という結果が出ました。

あれ？このＳＳＤって最大速度550MB/秒じゃないの？　まぁ、それはシーケンシャル読出し速度なので実際にはそこまでは出ないですね...

旧機種の悲しいところでありますが、ぽちのiMacは、バススピードが３ギガビットなんですね...
最新の６ギガビットのポートならばさらに上の速度が出たのだと思いますが...

ちなみに、もう少し詳しく調べたいのでベンチマーク測定用ソフトで計測しました。

その結果は....

『なんだこりゃ！？』

『ＳＳＤのランダムリードは18.41MB/secっすよ！』
『18.41MB/sec！？　HDDが0.16MB/secだから、え〜と...何倍だ！？』
『割り算もできないんっすか？　15倍っすよ！』
『115倍です！』

シーケンシャル読みではグラフにHDDの絵目盛りが見えますが、ランダムアクセスは驚異の速度差です。
これが...６ギガビットのポート速度ならば！？と思うとワクワクが止まりませんが、それはどうやっても無理な話(笑)

さて、これを見ると期待高まります。

ベンチマークとマシンテストが終わったら、いよいよ運用環境にて起動させます。

まぁ、２倍は早くなるよね？　と期待しつつ電源オン！！

ちなみに、前の環境での起動時間は....

なんと、１０分です...
常駐型アプリとかいろいろ動いてるので、起動してから実際に操作可能になるまでこれくらいかかります。

よくそんなので使っていられるなぁ〜HAHAHA！って笑われそうですが...そう、起動後は問題ないのだ。起動後は(笑)
でも、ずっと起動しっぱなしでシステム終了させない運用なので、起動１０分も実害はなかったりする(笑)

これが、どれくらい早くなったのか？と言いますと....

『まっマジですの！？』　ですわ。


電源ＯＮ後、アップルマークが出るまで。HDD　1:16.30秒／SSD　7.94秒


アップルマーク画面での起動処理が終わり画面が切り替わるまで。HDD　2:36.52秒／SSD　14.77秒


画面が出たら起動完了！？　HDD　8:48.88秒　でも、まだ起動中です。

フォルダの右下のクルクルホイールがまだ回ってます。

これが止まると操作可能になります。


ＳＳＤ起動は画面が出てから、この待ち時間がないのですよ...

iMac『ステンバイレディ！』

電源ＯＮ後、操作可能になるまで。HDD　10:06.36秒／SSD　23.40秒


起動に１分もかからなくなりました。　爆速です。俊足です。

まるで、今までは、

マウスに乗っていたのが、

ローズヒップのクルセイダーに乗り換えたくらいの俊足ぶりを発揮してくれました！　とても早いですわ！

さて...少し上に...
『ずっと起動しっぱなしでシステム終了させない運用なので、起動１０分も実害はなかったりする(笑)』と書いてますので、起動時間短縮は嬉しいですが、実際の使用には関係ないといえば無い...

なので、よく使うアプリケーションでの起動時間を比較しました。
調査対象は、
1.Photoshop
2.Evernote
3.Safari
4.Photo
5.iTunes
6.Safari+Photo+iTunes+iCal起動中にPhotoshop起動　です。

全て起動時間が早くなりました。これは負担感が違います。

例えば、ブログ記事を書いている時に『あっ...この写真モザイク入れなきゃ』と思っても、以前はフォトショップの起動を躊躇ってましたが、今は、思いつきで起動させれます。

あとは、全体のパフォーマンスが上がってます。
ぽちのiMacには、16GBの実メモリが装填されていますが、昨今のＯＳはMacもウインも仮想メモリを多用します。
実メモリとHDDの空き領域を使った仮想メモリですね。

ＳＳＤはこのアクセスが桁違いに速いので、仮想メモリのページ切り替えとかでもたつくことがほぼ皆無なのです。

わざと重たい処理をさせて、ＣＰＵ８コアを３０分ほどぶん回してみました。

以前は、ＨＤＤが唸りを上げて、ＨＤＤ用冷却ファンも高速運転モードになっていたのですが...

今はとても静かです。

ＣＰＵメーターがウソの表示してるんじゃないか？　ファンが壊れてるのか？と思うくらい静かです。
熱を持つHDDがフル稼働してないので、筐体内の温度上昇も抑えられ、ＣＰＵ温度上昇も抑えられる。

つまりは、ぽちのワークデスクが熱くならない。ということだ。
ぽちのデスクはロフトベッドなので熱がこもるのだよ(笑)

ＳＳＤ化近代化改修は正解でした。いや、大正解でした。
2009モデルだけども、まだまだ行けます。

そんなに古いモデル使ってないで、買い替えなよ〜ＨＡＨＡＨＡ！って笑われそうですが、

ぽちのiMacは 2.8GHz Core i7ですが、現行最上位モデルは、3.3GHz Core i5なんですね。
そのまま購入する気なんてないのでＣＴＯカスタマイズしますが、それでもＣＴＯ最上位は4.0GHz Core i7なんですね。

正直言いまして... アップル狂 アップル教信者にあるまじき発言ですが、現行iMacは5Kディスプレイ以外に魅力を感じていないのですよ(笑)

なので、息子くんの方針変更でぽちのiMacの買い替えが先延ばしになったことは、今後の次世代ＣＰＵを搭載したiMacへ買い替えの可能性が出てきて、それはそれで嬉しい事だったり。

と、いう事で色々満足した、ぽちですが、さてこの近代化改修にかかった費用は？

ＳＳＤは、SanDiskのUltraII 480GB SDSSDHII-480G-J25　¥13,670でした。
マウンタはMacLabの 光学ドライブ置き換えキット　¥1,180

合計¥14,850でございました。

その効果は絶大です。　ほんと、早いっていいなぁ...とつくづく思います。


おや？そういえば...SSDになってからというもの、彼の姿を見てないぞ？

あれだ...えーと...誰だっけ...そう！カラーホイール（処理待ちクルクルカーソル）だ。　彼はどこに行ったのだ？(笑)

SSD化で俊足になって、まだまだ現役なの！って言いたいですが...

今回発表された、macOS Sierraの対応機種に名前が入ってたので安心していますが...
その次の最新ＯＳはどうだろう...最新ＯＳの対応から外されたら、さすがに買い替えですかね....と。

さて、ぽち家の次の近代化改修は、嫁さんのMacBook Pro（2009Mid/光学ドライブ付き）をＳＳＤ化ですね。
現行のMacBookProシリーズには光学ドライブが無いので、嫁さんは買い替えには消極的なので、改修で対応します。


そんなワケで...あぁ...ぽちの連休が終わる....

１０連休というか兼業主夫だったのが１０日間の専業主夫にクラスチェンジしていただけ..という話もありますが...

そしてぽちの長期休暇が終わる時、我が家では、嫁さんと息子くんがいつも言います。
『え〜？？休みが終わるって、明日からは待ってても勝手にご飯が出てこないってコト！？　それは困るわぁ...』てね。

さて今日の晩御飯はハンバーグなの。　そろそろ料理の準備するか。

でわ。

コメント 2

ＳＳＤは、もはや必須アイテムかもしれませんね＾＾
by デジカメ (2016-06-20 03:54) 

デジカメさん、nice!&コメありがとうございます！

メモリやCPUよりも、SSDか…と思ってしまいますね。
それにしても、速いですわー
by ぽち (2016-06-20 08:30)