デトルフ・リノベーションストーリーやっとはじまります... [ぽち工房(デトルフとか)]
デトルフ・リノベーションストーリー...やっとはじまります...
ふっ...待たせたな。(待ってた人がいたかは微妙ですが...)
ぽちの予定では2015年中に完成予定だった、デトルフの改造・デトルフ・リノベーションプロジェクトがやっと動き出しました。
今回は棚板を増設するにあたり、その工法と製作方法の検討なの。
そんなおはなし。
デトルフの棚板を追加する仕上げ記事みたいな感じなので、過去ブログ記事と内容が重複するところがございますが、よろしくお願い致します。
まず、棚板を追加するための工法の検討からです。
『デトルフ 棚板追加』とかで検索したり、他のデトルフオーナーの方のブログを拝見させていただくと、アルミ丸パイプを使う工法が圧倒的に多かったです。
と言うより、他の工法を見つけることができませんでした...
なので、ぽち工房では、棚板の工法そのものから新しく検討することにしました。
現実的な問題としてコストは重要です。
コストと、入手の容易さ、加工性を考えると、アルミ材ってのがベストな選択だと思います。
と言うことで、アルミパイプとアルミのLアングルを用意しました。
これは、よくある工法です。ナイロンサドルにボルトを通して、ボルトにアルミパイプを挿す。
ぽちはデトルフ組み立て時の棚板追加ではなくて、稼働中のデトルフに棚板を追加する方法を考えていますので、
この工法で行くと、奥側の作業性は非常に悪いです。それと、部品点数が多すぎる...
と言うことで簡単にやる方法を考えました。
ナイロンサドルを2つ使います。
こんな感じでボルト&ワッシャー&ナットで固定します。
上側のナイロンサドルにパイプを通せば、非常に簡単に完成です!
この工法で必要な道具は、ドライバー、スパナ、カッター(アルミパイプを切る)だけです。
さすがにスパナはどの家庭にでもあるものではありませんが、特別な道具は一切不要なので、どなたでもできる工法としては、ベストだと思います。
ぽちの趣味の問題ですが、サドルに通したボルトにアルミパイプを通す方法はイマイチかな...(それが悪いという意味ではないです)
かといって、ナイロンサドルを2つ使ってアルミパイプを固定するのも、簡単だけども...な感じ。
なので、
買ってきていたアルミLアングル工法も検討してみます。
穴を開けたアルミLアングルでを取り付けますが...手軽さでは上の工法にはかないません。(笑)
でも、完成したものを見ると...
ぽちは、アルミパイプよりも、アルミLアングル工法の方の見た目のが好きです。(私見)
ちなみにお値段は、
5mmアルミパイプ 191円(162円)
9.2mmX9.2mmアルミLアングル 134円(148円) です。2016年1月に再調査した価格(カッコ内は2014年11月当時)
最終的には20枚以上の棚板増設を考えているのでLアングルの方が少しだけ安上がりです。
ここまでは、ぽちのプチバケーションZwei-Day9 デトルフのリノベーションなの。
で記事にしていた内容のおさらいです。
それからもう1年以上... 待ってたのに遅ぇよ!って方がおられたなら大変申し訳ない...
工法を決定して棚板用のガラスを手に入れたら、なんか安心しちゃってね...(笑)
ここからが、新しいお話になります。
アルミLアングルを使うことが決定したら、加工していきましょう。
この写真は当時の加工の様子です。完全なる手作業です(笑)
ぽちの使ってるノコは、ツール ピラニアII鋸 PS-1っていうとても刃の細かいノコギリなのですが、オススメです。
ノコギリでアルミLアングルをカットしたら、
ポンチでドリル刃用のガイドくぼみを付けましてから、ドリルで穴をあけて....
って!!こんなのしてたら、どんだけ時間かかるんだよ〜!!
最終的に棚板20枚追加としても、必要なLアングルは40本、80の穴あけ加工...
これじゃぁ手間もかかるし、穴あけ位置がバラバラになってしまうよぉ...
じゃぁ!!
まずは、アルミLアングルを加工するための道具を作ろう!!
これは、2×4材のはしくれです。これに線を引いたら、
じっくりと、まっすぐにノコを入れていきます。(これは木材用のノコで約1mmの切り幅)
深さは15mmもあれば十分です。
アルミ板を折り曲げたもの、クギ、ワッシャーを用意して、
こんな感じで、
L字型に曲げたアルミ板を立て穴に差し込んでクギで固定。
横ミゾから5mm、縦ミゾから6mmの位置にドリルで穴を開けて完成!!
まずは、
上のミゾにアルミLアングルをはめて、縦ミゾに位置が30cmの場所になるようにセット。
溝幅が約1mmでアルミLアングルの厚みが0.9mmですのでミゾにはめたら簡単にはズレたりしません。
アルミLアングルはミゾにはまって固定されているので、そのまま切ります。
台座ごとしっかり持てるので、作業性が高いです。
あっという間に、切り出し完了です。 1本切り出すのに20秒もかかりません。
次は、
穴あけです。
今度は下側のミゾ、アルミ板をはめたミゾの方へ
アルミLアングルをはめて、止まるまで奥まで差し込んだら、
ドリルで穴を開けます。
これで、何個作っても、ほぼ同じ位置に穴あけすることができます。
次に、反対向きにセットして、
同じように穴を開けると、
下穴ができました。
次に、別の縦ミゾにセットして、5.5mmドリル刃で穴を大きくします。
簡単に加工できます。
初めて作った時は、このまま使ったのですが、どうにも作業性が悪いので、考えた末の解決策。
ヤスリで、
ゴリゴリと、
下側を落とします。
バリとか、切れ目を整えたら、加工完了です。
1本ずつマークしてノコでカット、ポンチで位置決めして下穴、穴広げ、ヤスリ加工してた時は1本あたり10分近くかかってましたが、
この加工用の台を作ったおかげで、切り出し⇨下穴⇨穴広げ⇨ヤスリで加工して仕上げ。まで2分程で加工できるようになりました。
さて、ぽちと同じ方法で制作される場合の寸法ですが、アルミLアングルはデトルフの縦支柱の間に入ることになります。
縦の手前と奥の支柱間は302〜303mmあります。個体差はあるとは思いますが...
こちらが、加工寸法です。
アルミLアングルの長さは300mmです。穴は5.5mmの穴を開けます。(場所は図を参照)
使うボルトはM4(径4mm)のステン六角ボルトですが、5.5mmの穴にしているのは、
次回記事でアルミLアングルの取り付け方法をしますが、遊びが無いとセットできないのと、
デトルフの個体差による誤差を吸収する余裕を見て5.5mmにしました。
(もちろん4mm〜6mmまでの穴を開けて試験した結果ですが...)
NC旋盤ぽち...じゃなくて、人の手で加工してるので、このツールを使って加工しても若干の誤差が出ます。
穴の径が5.5mmってのいう、もう1つの理由。
穴あけの位置が微妙に違っても、ワッシャーの大きさは均一なので、ワッシャーの方でセンターを出すようにしてる訳です。
以外と...いろいろと考えて作っています。
え?そんなすごい工夫じゃないって? (´-ω-`)ウーン
さて、今回の記事は棚板用のアルミLアングル加工編までです。
次回以降は、
●アルミLアングル取り付け編。
●デトルフ用照明製作編。
●デトルフ用照明リニューアル編。 と、残り3記事くらいの予定です。
皆さまの素晴らしいデトルフライフに少しでもお役に立てれば、それはとっても嬉しいなって。
でわ。
☆お知らせ☆
デトルフ・リノベーションストーリーは今後も細かな改良は続きますが、
大きな改良としてのデトルフ・リノベーションストーリーは、あと数記事で、ひとまずはひと段落いたします。
多くの方が、ぽちのデトルフ記事を読んでくださり、参考にしてくださったりと、ぽちは大変嬉しゅうございます。
記事ごとに、過去記事にリンクを貼ったりしてご紹介させていただきましたが、
このたび、記事カテゴリーに『ぽち工房(デトルフとか)』を新設いたしました。
ふっ...待たせたな。(待ってた人がいたかは微妙ですが...)
ぽちの予定では2015年中に完成予定だった、デトルフの改造・デトルフ・リノベーションプロジェクトがやっと動き出しました。
今回は棚板を増設するにあたり、その工法と製作方法の検討なの。
そんなおはなし。
デトルフの棚板を追加する仕上げ記事みたいな感じなので、過去ブログ記事と内容が重複するところがございますが、よろしくお願い致します。
まず、棚板を追加するための工法の検討からです。
『デトルフ 棚板追加』とかで検索したり、他のデトルフオーナーの方のブログを拝見させていただくと、アルミ丸パイプを使う工法が圧倒的に多かったです。
と言うより、他の工法を見つけることができませんでした...
なので、ぽち工房では、棚板の工法そのものから新しく検討することにしました。
現実的な問題としてコストは重要です。
コストと、入手の容易さ、加工性を考えると、アルミ材ってのがベストな選択だと思います。
と言うことで、アルミパイプとアルミのLアングルを用意しました。
これは、よくある工法です。ナイロンサドルにボルトを通して、ボルトにアルミパイプを挿す。
ぽちはデトルフ組み立て時の棚板追加ではなくて、稼働中のデトルフに棚板を追加する方法を考えていますので、
この工法で行くと、奥側の作業性は非常に悪いです。それと、部品点数が多すぎる...
と言うことで簡単にやる方法を考えました。
ナイロンサドルを2つ使います。
こんな感じでボルト&ワッシャー&ナットで固定します。
上側のナイロンサドルにパイプを通せば、非常に簡単に完成です!
この工法で必要な道具は、ドライバー、スパナ、カッター(アルミパイプを切る)だけです。
さすがにスパナはどの家庭にでもあるものではありませんが、特別な道具は一切不要なので、どなたでもできる工法としては、ベストだと思います。
ぽちの趣味の問題ですが、サドルに通したボルトにアルミパイプを通す方法はイマイチかな...(それが悪いという意味ではないです)
かといって、ナイロンサドルを2つ使ってアルミパイプを固定するのも、簡単だけども...な感じ。
なので、
買ってきていたアルミLアングル工法も検討してみます。
穴を開けたアルミLアングルでを取り付けますが...手軽さでは上の工法にはかないません。(笑)
でも、完成したものを見ると...
ぽちは、アルミパイプよりも、アルミLアングル工法の方の見た目のが好きです。(私見)
ちなみにお値段は、
5mmアルミパイプ 191円(162円)
9.2mmX9.2mmアルミLアングル 134円(148円) です。2016年1月に再調査した価格(カッコ内は2014年11月当時)
最終的には20枚以上の棚板増設を考えているのでLアングルの方が少しだけ安上がりです。
ここまでは、ぽちのプチバケーションZwei-Day9 デトルフのリノベーションなの。
で記事にしていた内容のおさらいです。
それからもう1年以上... 待ってたのに遅ぇよ!って方がおられたなら大変申し訳ない...
工法を決定して棚板用のガラスを手に入れたら、なんか安心しちゃってね...(笑)
ここからが、新しいお話になります。
アルミLアングルを使うことが決定したら、加工していきましょう。
この写真は当時の加工の様子です。完全なる手作業です(笑)
ぽちの使ってるノコは、ツール ピラニアII鋸 PS-1っていうとても刃の細かいノコギリなのですが、オススメです。
ノコギリでアルミLアングルをカットしたら、
ポンチでドリル刃用のガイドくぼみを付けましてから、ドリルで穴をあけて....
って!!こんなのしてたら、どんだけ時間かかるんだよ〜!!
最終的に棚板20枚追加としても、必要なLアングルは40本、80の穴あけ加工...
これじゃぁ手間もかかるし、穴あけ位置がバラバラになってしまうよぉ...
じゃぁ!!
まずは、アルミLアングルを加工するための道具を作ろう!!
これは、2×4材のはしくれです。これに線を引いたら、
じっくりと、まっすぐにノコを入れていきます。(これは木材用のノコで約1mmの切り幅)
深さは15mmもあれば十分です。
アルミ板を折り曲げたもの、クギ、ワッシャーを用意して、
こんな感じで、
L字型に曲げたアルミ板を立て穴に差し込んでクギで固定。
横ミゾから5mm、縦ミゾから6mmの位置にドリルで穴を開けて完成!!
まずは、
上のミゾにアルミLアングルをはめて、縦ミゾに位置が30cmの場所になるようにセット。
溝幅が約1mmでアルミLアングルの厚みが0.9mmですのでミゾにはめたら簡単にはズレたりしません。
アルミLアングルはミゾにはまって固定されているので、そのまま切ります。
台座ごとしっかり持てるので、作業性が高いです。
あっという間に、切り出し完了です。 1本切り出すのに20秒もかかりません。
次は、
穴あけです。
今度は下側のミゾ、アルミ板をはめたミゾの方へ
アルミLアングルをはめて、止まるまで奥まで差し込んだら、
ドリルで穴を開けます。
これで、何個作っても、ほぼ同じ位置に穴あけすることができます。
次に、反対向きにセットして、
同じように穴を開けると、
下穴ができました。
次に、別の縦ミゾにセットして、5.5mmドリル刃で穴を大きくします。
簡単に加工できます。
初めて作った時は、このまま使ったのですが、どうにも作業性が悪いので、考えた末の解決策。
ヤスリで、
ゴリゴリと、
下側を落とします。
バリとか、切れ目を整えたら、加工完了です。
1本ずつマークしてノコでカット、ポンチで位置決めして下穴、穴広げ、ヤスリ加工してた時は1本あたり10分近くかかってましたが、
この加工用の台を作ったおかげで、切り出し⇨下穴⇨穴広げ⇨ヤスリで加工して仕上げ。まで2分程で加工できるようになりました。
さて、ぽちと同じ方法で制作される場合の寸法ですが、アルミLアングルはデトルフの縦支柱の間に入ることになります。
縦の手前と奥の支柱間は302〜303mmあります。個体差はあるとは思いますが...
こちらが、加工寸法です。
アルミLアングルの長さは300mmです。穴は5.5mmの穴を開けます。(場所は図を参照)
使うボルトはM4(径4mm)のステン六角ボルトですが、5.5mmの穴にしているのは、
次回記事でアルミLアングルの取り付け方法をしますが、遊びが無いとセットできないのと、
デトルフの個体差による誤差を吸収する余裕を見て5.5mmにしました。
(もちろん4mm〜6mmまでの穴を開けて試験した結果ですが...)
NC旋盤ぽち...じゃなくて、人の手で加工してるので、このツールを使って加工しても若干の誤差が出ます。
穴の径が5.5mmってのいう、もう1つの理由。
穴あけの位置が微妙に違っても、ワッシャーの大きさは均一なので、ワッシャーの方でセンターを出すようにしてる訳です。
以外と...いろいろと考えて作っています。
え?そんなすごい工夫じゃないって? (´-ω-`)ウーン
さて、今回の記事は棚板用のアルミLアングル加工編までです。
次回以降は、
●アルミLアングル取り付け編。
●デトルフ用照明製作編。
●デトルフ用照明リニューアル編。 と、残り3記事くらいの予定です。
皆さまの素晴らしいデトルフライフに少しでもお役に立てれば、それはとっても嬉しいなって。
でわ。
☆お知らせ☆
デトルフ・リノベーションストーリーは今後も細かな改良は続きますが、
大きな改良としてのデトルフ・リノベーションストーリーは、あと数記事で、ひとまずはひと段落いたします。
多くの方が、ぽちのデトルフ記事を読んでくださり、参考にしてくださったりと、ぽちは大変嬉しゅうございます。
記事ごとに、過去記事にリンクを貼ったりしてご紹介させていただきましたが、
このたび、記事カテゴリーに『ぽち工房(デトルフとか)』を新設いたしました。
2016-01-30 18:00
nice!(17)
コメント(4)
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すごい!
お互いにフィギュア空間を頑張って作っていきましょう!
by アーニマ (2016-01-31 06:15)
アーニマさん、nice!&コメありがとうございます!
アーニマさんの広い空間を使ったディスプレイも素敵だなぁ〜と。
全ては愛する娘(フィギュア)たちのために!!頑張りましょう!!
by ぽち (2016-01-31 11:17)
そのうち、家までフィギュア用にリノベーションしちゃったりしてww
by デジカメ (2016-01-31 11:58)
デジカメさん、nice!&コメありがとうございます!
おぉ〜これはぁ〜!!お部屋が巨大なデトルフやぁ〜!! ですね(笑)
by ぽち (2016-01-31 12:49)