息子くんの部屋にエアコンを召喚！その５工事・完成編。

息子くんの部屋にエアコンを召喚！シリーズ。
予想以上に長くなってしまいましたが、５話目でやっと完結です。

でわ、まず手直し工事からですね！


先の記事に書きましたが...
ＶＶＦケーブルを配管と同じ長さで召喚したために、長さが足らない....

というわけで、ぽち工房クオリティからするとありえないブサイク工事になっていた室外機(笑)

さて、追加で召喚してきたのはこちら。

戦闘力４MのＶＶＦケーブルです。　ついでにエアコンパテも買ってきました。

ぽちの今回教訓からＶＶＦケーブルは、配管より１M多めくらいで召喚を推薦いたします(笑)

まずは、室外から新しいＶＶＦケーブルを入れまして、

古いのを引き抜いて

新しいＶＶＦケーブルを室外機に結線します。

室内機のほうは、ユニットを少し浮かせて内側にＶＶＦケーブルを通してから表へ出します。

ＶＶＦ『ども、私の戦闘力は４Mです！』

室内機を再固定したら、ケーブルを規定の寸法に加工して、端子台に差し込んだら結線完了。

今回も電気工事士・息子くんの出番。

さすがに、今回はこんなヘマしませんでした(笑)

結線が正常なのを確認したら、配管ダクトのテーピングを仕上げて...

やっと完成です。工事完了です。

３芯ＶＶＦケーブルが余っても、ウチでは使い道がないと、ギリギリの長さにしたばかりに...
結局は、最初に購入した¥900が無駄になりました...(笑)


さて、ぽちブログを見て、エアコンって自分で工事できるんだぁ！やってみようかな！って思われた方へ...

ぽちが考えるエアコンをＤＩＹ工事するために必要なこと。

0.エアコン単体や必要部材を調達できる。
1.エアコンの取り付け方法をだいたいでも知っている。
2.どんな道具が必要かわかる。
3.エアコン設置後には真空引きという作業が必要なのを知ってる。
4.そして、必要な道具を持っている。
5.あとは知恵と勇気とブロガー魂(笑)

ぽちは、とりあえずこれだけ思いつきまして、あっ...これなら自分でできそうじゃん！って思ったわけですね。

0.エアコン単体や必要部材を調達できる。
　あえて０番にしたのは、これが出来ないと始まらないから(笑)
　ブログ友達アニさんもびっくりされていましたが、アマゾンでエアコン買えます。
　ほとんどなんでも揃います。恐るべしアマゾン！　そしてＤＩＹ愛好者にとってはとても嬉しいです。

1.エアコンの取り付け方法をだいたいでも知っている。
　難しいことは知らなくていいんです。(笑)
　エアコンは、室内ユニットと室外ユニットがあって、２つのユニットの間は銅管と１００Vケーブルで繋がってる。
　くらい知ってれば大丈夫です。　当然、壁に配管を通すには穴が必要ですね。

2.どんな道具が必要かわかる。
　まず、ネジがあるので、ドライバー必須。ペンチや配線を剥く道具が必要（ニッパーやカッターナイフ）
　と、これ重要ですがアパートとかでもないかぎり壁に配管を通す穴を新規に開ける必要があります。
　
　なのはさん『レイジングハート！ダクト用口径６cmの穴、行ける？』
　
　レイハさん『いけます！』
　なのは『ディバイーン！バスター！！』
　
　ぽち『あ...　なのはさん！！壁抜きどころか、ぽち宅が吹っ飛んでしまいます！』　
　ということで魔法スキルをお持ちでも、おとなしくドリルを用意しましょう。(笑)
　あと、配管を接続するにはモンキーやレンチが必要ですね。

3.エアコン設置後には真空引きという作業が必要なのを知ってる。
　エアコンの配管の中には冷媒ガスが循環します。
　工事で取り付けたままの状態だと配管内に空気が入っている状態なので、そこに冷媒ガスを通すと良くない。
　エアコンが効かないとか、コンプレッサーに負荷をかけてしまう。
　エアコンを取り付けたあとは真空引きという作業が必要だと知っていれば自分で取り付ける資格アリですよ。
　要は、難しいことはイイんだよ！そんな作業が必要だって知ってればＯＫな感じかな(笑)

4.そして、必要な道具を持っている。
　ぽち工房ですから、ドライバー、ペンチ、ニッパー、モンキーやドリルは当然あります。
　おそらくは初めて見た方もおられるでしょうが、
　
　モールカッターなんてものもあったり、
　
　凶悪なプログナイフのような、ボードノコがあったりしますが、これらは無くても大丈夫です。
　ぽちは、たまたま持っていただけですから(笑)
　
　あ...あと、高所の作業になるので、作業には脚立があった方が便利でしょう。

　最近は、ＤＩＹが流行ってるので、ホームセンターでもドリルや脚立、ハシゴを貸してくれる所があります。
　ぽちは、ぽちルームのフローリングリフォームの時に、電動丸ノコを2泊３日で315円で借りました。
　関連記事：ぽちのプチバケーションDay3　匠ぽちのビフォーアフター
　近くにそんなお店があれば敢えて、購入する必要もないかと。（まぁ使用頻度の問題ですね）

　でも...肝心の...真空引きする道具は？
　配管を接続する際に必要なトルクレンチは？（配管は規定の締め付け強度で接続する必要あり）
　
　今はエアコン工事用にレンタルできますのでわざわざ購入しなくても大丈夫。
　『エアコン真空引き　レンタル』で検索するといくらでも出てきます。
　他の方のブログでも、ヤフオクとかでレンタルされている方がおられましたが、
　さすがに、オークションで個人から借りるはちょっと...
　ということで探したのが、個人じゃなくて会社でレンタルをしてるところを...
　プランテックサービスさんって会社を見つけました。名古屋にあります会社です。
　
　工具レンタル事業をされていまして、ここで一式レンタルしていただきました。
　レンタルのニッ○ンとか、アク○ィオのような大手建機レンタルでもあるのかもしれませんが、
　数社に問い合わせたところ、エアコン工事用道具は無いとか、個人レンタルはしてないってとこがほとんどでしたね。　

5.あとは知恵と勇気とブロガー魂(笑)
　上の項目を見て、こんな大雑把で大丈夫？　って思われるでしょうが...(笑)
　何も知らないよりは、少しでも知っているってのは重要だと思うのですね。
　なぜかというと、全く知らなければ、そもそも何を調べればいいか？さえもわかりませんから...

　さて、自分で取り付けるのを決めたあとは、足りない知識を埋めるために勉強です。
　エアコンの基礎（動作原理や仕組み）
　接続工事の手順
　真空引きって作業が実際にどんな手順でするものなのか
　配管接続時や工事の時に注意することはないのか？　←これ重要！　配管折れたらアウトですから。
　
　あとは、実際の工事の考えてシミュレーション　かな。
　熟練の匠のような知識は必要ないと思いますが、要所要所のポイントは外さないようにしないと...
　ネットで調べるならば、工事方法は決まっているので、メーカーの工事説明書を見るのがいいかと。
　あと、個人でやった人の記事とかを探すなら『やり方』よりも『失敗談』を調べるがいいかもですね。

　それと、ブロガー魂って書きましたが、いくら熱い魂があってもプラモデル感覚でエアコンを取り付けると、
　記事タイトルが『息子くんの部屋にエアコンを召喚！自分で工事したら失敗しちゃった編』になっちゃいます(笑)


さて、最後になりましたが、実際にどれくらい費用がかかりましたか？ってのが気になりますよね？？
まずは、大手家電量販店の価格表から...

標準工事は¥9,800ですね。ここらへんはどこの店も1万円前後ですね。

で、以外と壁抜きにお金がかかったりします。この場合だと壁抜きだけで¥4,000ですね。
で、配管の化粧カバーはもちろん有料です。

今回のぽちと同じ工事をしようとすると、基本¥5,000とコーナー部材¥2,000X2で¥9,000ですね。

ということで、¥22,800になりました。

最近は標準工事料サービス！な、お店がほとんどですが、化粧カバーと穴あけだけでも¥13,000くらいかかるようですね。

でわ、ぽち工房の今回のエアコン工事はいくらかかりましたか？

今回の工事で購入した部材一式と、エアコン本体です。
配線モール（コンセントのコードのカバー用）は１本まるまる余りました。
記事にも書きましたが、ＶＶＦ（電源線）は配管と同じ３Mで購入したら足らなくて後日４Mを買い直しました。
追加４Mを¥1,316で購入したので、最初の3Mの¥900が無駄になりました...トホホ

化粧配管カバーは今回、因幡電工 スリムダクトSDシリーズの77タイプを使いました。

このクラスのエアコンならば、一番小さい66タイプで十分なのですが、あえて１つ上の77タイプを選んだのは、

この加工をするので、内部配管に余裕を持たせたかったからであります。
ストレートで済ませられるならば、66タイプで十分ですし、それだと数百円安くなります。


今回、エアコンは¥47,500で購入です。　むちゃんこ安い！！　もちろん2015年モデルです。
オープンプライスですが、どこかのお店には定価10数万で載ってました。
なお、エアコンは家電量販店ごとに微妙に仕様が異なりまして、それぞれ同型でも型番が違うので、
これと同じモデル名を家電量販店で探しても同じものはありません。

同型機はたくさんありますが、ちなみにイオンでの同型機。

ビッグカメラでの同型機。　まぁ、参考までに。

結局、エアコン本体と、いわゆる標準工事範囲内では、¥53,099です。
配管化粧カバーを含む追加工事まで合計しても、¥59,088でした。

あとは、気になるレンタルのお値段。

レンタル工具は左のメーター（マニホールドゲージ）は旧エアコンの修理用に借りたので新設工事には不要です。

真空ポンプ一式は送料込みで¥5,785でして、
これが高いか安いかは個人で違うと思うのですが、ちなみに一式購入すると安いもので¥16,000くらいからあります。
なので２回以上自分で工事するなら、購入したほうが得かもしれませんね。←ただ、個人で所有するような道具でも...(笑)
ちなみに、レンタルの金額は基本料+日数で計算されますので、

ぽちは１日レンタルだったので割高な印象がありますが、数日間レンタルすれば割安となってきます。

結果は...確かに、お店で買うより安いと思います。

でも、変な工事されてないか？って気にする必要がない点と、知らない人が来て何時間も家の中で工事する事を思うと、
自分で取り付けるメリットは金額以上のモノがあると、ぽちは思いました。
なんといっても、工事終わったあとの達成感がすごいです！！仕事をやり終えた感ですね。
それに...エアコン取り付けただけで５つも記事が書けるのですから！←そこかい！(笑)

そして今回、自分で工事して思ったのは....　今後は、エアコンは自分で工事する！！

って事ですかね。

嫁さんも、感心してるのか呆れてるのか(笑)　ほんとうにエアコンまで付けてしまうんじゃなぁ〜(笑)と言っていました。

でも、エアコン工事は楽しかったです！

ぽちも、もちろんエアコン取り付け工事は初体験ですが、
ご自分でやろうかな！って思ってる人にアドバイスが出来るとすれば...

うん！　道具さえ揃えば誰でもやれるよ！　って事ですかね。

Let's! Do It Yourself!!

でわ。

コメント 8

今にして思えば...
真空ポンプのレンタル貸出しを個人でしてる人がいるってことは...
ぽちも購入してしまって、使わない時にレンタルで貸し出すようにすれば、元が取れたのかも！？
by ぽち (2015-08-08 23:11) 

究極のDIYですね^_^
ただこのブログを見て、自分もエアコン設置しよう！と思うよりは、ぽちさんに頼んだらやってもらえないかなーと思う方の方が多そうな気がします^o^
by アニ (2015-08-09 00:16) 

ぽちさん　おはようございます。
エアコン設置を自分で出来てしまうとは素晴らしいです。
我が家で壁紙の張替え(&塗り替え)のために5台のエアコンを取り外して元に戻すだけでも結構費用がかかりました。こんな時に身内で免許を持った人がいるといいですね。
by SORI (2015-08-09 05:41) 

アニさん、nice!&コメありがとうございます！

＞自分もエアコン設置しよう！と思うよりは、ぽちさんに頼んだら...
そうか、その発想もあるのか...
ぽち工房エアコン出張取り付け、材料費+交通費＆報酬はビールで！な感じですかね(笑)
by ぽち (2015-08-09 07:40) 

SORIさん、nice!&コメありがとうございます！

そうですね..エアコンの脱着だけでも結構費用かかりますよね〜
自分でできればいろいろお得だと思いますね。
by ぽち (2015-08-09 07:42) 

新規事業ぽち工房レンタル部門の創設も近い！？
by デジカメ (2015-08-10 01:50) 

デジカメさん、nice!&コメありがとうございます！

珍しいと思われる工具もあると思うので、レンタルの需要はあるのかも！？
by ぽち (2015-08-10 07:37) 

デジカメさん、nice!&コメありがとうございます！

いろんな方面に進出するぽち工房(笑)
by ぽち (2015-08-10 07:40)