息子くんの部屋にエアコンを召喚!その3工事・前編。 [ぽち工房(ぽち工務店)]
今月は、月初の勤務が結構ハードでして...なかなかブログ更新できなくてすみません...
『息子くんの部屋にエアコンを召喚!その3工事・前編。』では、室内機取り付けまでいきますねー
さて、いよいよ工事開始です。
設置場所はこちらです。 息子くんの部屋ですね。
息子くんの部屋だからこそ、今回の工事に息子くんが助手としてついてるのですね(笑)
まずは、工事の下準備です。
壁に変なテープを貼っていくぽち。
息子くん『なに?その変なテープ?』
ぽち『こんな感じに、貼り合わせてだな...』
息子くん『ほう。』
ぽち『壁に穴開けるクズがこぼれないように養生するのだよ』
息子くん『ほう。でもなんでそんなモノ持ってるん?』
工事においてゴミが出る場合は養生は必須ですからね。 工事人としての基本です。
では、エアコン開墾!!
息子くん『おぉ〜!!』
まずは、工事説明書をよーく読んでから作業に入りましょう。 工事の基本です。(笑)
まずは、取り付けパネルの位置決めをします。
左は壁、右はカーテンレールがありますので干渉しないように、かつ、メンテで蓋を開けるのに支障のない位置に。
大体の位置を決めたら、本体を仮載せして実際の設置状況を確認します。
あ..モザイク忘れてるわ...まぁ後姿だからいいか(笑)
うん、設置位置には問題ないようです。
次に、取り付けベースを水平に固定する必要がありますのでiPhone5sを水準器がわりに微調整します。
iPhone6+じゃないのは、6+では写真を撮ってるってのもありますが、iPhone5sの側面がフラットなので測定に適してるってのが最大の理由ですかね。(笑)
これで、穴の位置を決定したら、
ドンドンドン!!(ドライバーを手で叩いて打ち込む)
息子くん『な!?なにを??』
ぽち『ん? 穴開けてる。』
息子くん『なぜに!?』
一見、ネジが効きそうに見えるこの壁はボードだからスカスカなのだ。なので、アンカーを打ってネジを固定するのだよ。
先ほど打ち込んだドライバーの穴がちょうど良い大きさなのですよ(笑)
ボードアンカーを壁にはめ込んで固定したら、
取り付け台座を固定しまして...
次は配管を通す穴です。コンパス(ステッドラー製)で60mmの円を描いて...
大胆にドリルで穴を開けます。
しばらくすると外壁にドリル刃が、こんにちわしました。
って、ここから大きい穴はどうやって開けてるの?
通常は、ホールソーっていう大口径の穴を開けるノコギリの刃がついたようなドリル刃を使うのですが、
特殊なモノなので1,000円〜2,000円するのですね...
仕上がりを考えるとそれだけ投資して召喚するのも良かったのですがあえて、あえて!特殊工具を使わずに作業してます。
メインの穴を開けた大口径ドリルから6mm程度のドリル刃に換装しまして、
こんな感じで大きな穴を開けていきます。(これなら特殊工具を使わない施工の参考になるかな?)
大体の感じで穴を開けたら、微調整していきます。
息子くん『カッター?』
ぽち『しゃきーん!』
息子くん『なに、その凶悪なやつ?』
石膏ボード用のノコです。これで、穴を丸く整えていきます。
内側と外側を整えて...
開通〜!! あっ、穴は室内から室外へ下がる感じで開けてくださいね。(中心線が室外の方が下になります)
開けた穴にチューブを通して、
化粧パネルでカバーをしまして、
外側はちゃんとパテ盛りしましょう。
ここまで出来たら、下準備が完了で、いよいよ取り付けです。
室内機と室外機を接続するVVF(電源)ケーブルの加工が必要です。
おっ!こういうのは電気工事士の出番だな(笑)
ぽち『おーい電気工事士!VVFの加工してくれー!』
息子くん『お、おう!』←息子くんは、昨年、高2で電気工事士の資格を取っていたのですね。
息子くん『どうやれば?』
ぽち『取説に書いてるやろ、15mm、40mmでやってくれ』
息子くん『おぅ。55mmでえんやな?』
ぽち『そうだな....』
しばらくして...
息子くん『しかし、こんなに短いの、何につかうん?』
ぽち『え??』
誰が、55mmのVVFをつくれと? 二人とも大ウケ(笑)
頼むぞ、電気工事士... まぁ、初現場がうちでよかったな(笑)
電源線の加工が終わりましたら、配管接続です。
配管を通していきます。
冷媒配管(銅管)2本とドレンホース、VVF(電源ケーブル)を穴に通していきます。
室内から、ぽちが配管を送り、室外では息子くんがそれを引き出す。
こういう時、助手がいると助かるなぁ(笑)
ある程度配管を通したら、
配管の接続に入ります。 ここからは慎重な作業が要求されます(笑)
まず、下のドレンホースを接続して...
ここで、ぽちのこだわり。
通常はドレンホースをそのまま接続しますが、ぽちは断熱チューブ(白いやつ)をつけてから接続してます。
これをすると、ドレンホースが結露して壁や室内機の中が湿るのを防止できます。
(もちろん、通常のエアコン工事には含まれてない部分ですね)
で、これが冷媒用の配管です。
先が開いてるのがわかります?
これを、フレア加工っていいます。 接続箇所ががっちり接続できるようにこんな加工されている訳ですね。
これを、ナットを締めて接続するのですが....
上のフレア加工には意味がありまして...
受け側の突起と接続側のフレアががっちり接続できるようになってるのですが力任せに締めればいいって訳で無いのです。
弱ければ気密漏れを起こしますし、強すぎれば柔らかい銅管を破損させてしまう。
なので、ナットの締め付けは、細管16±2N・m、太管38±4N・mでの締め付け強度が必要です。
え?そんなのどうやって!?
ですよねー(笑)
そこで、トルクレンチの出番です。 トルクレンチを使えば規定の締め付け強度で施工可能です。
冷媒パイプ2本とVVF(電源)ケーブル、ドレンホースを接続しましたら、
室内機の工事は終了です。
って、すんなり取り付けれた感じで記事にしましたが....
実は、配管と室内機の位置が干渉して取り付けベースに固定できないって不具合が....
無理やり固定するよりは、余裕を見て取り付けしよう...って方針で、
取り付けベースを上方向&右方向に15mmほどずらすことにしました...
おかげでこのザマです。 アンカー打ち込み用に開けた穴に埋めたパテが....
でも間近で見ないとわからないこともあり、息子くんは全然気にならないと...
どうも、ぽちだけが気にしてるようですね(笑)
さて、室内機の工事はほとんど終わりました。
難易度で言うと、室内機40%、室外機(配管含む)60%くらいの難易度ですかね〜。(ぽちの私見)
次回は室外機と配管工事です。
えっ!? なんてことだ!? 長さが足らない?だ、と...???
次回へ続く
『息子くんの部屋にエアコンを召喚!その3工事・前編。』では、室内機取り付けまでいきますねー
さて、いよいよ工事開始です。
設置場所はこちらです。 息子くんの部屋ですね。
息子くんの部屋だからこそ、今回の工事に息子くんが助手としてついてるのですね(笑)
まずは、工事の下準備です。
壁に変なテープを貼っていくぽち。
息子くん『なに?その変なテープ?』
ぽち『こんな感じに、貼り合わせてだな...』
息子くん『ほう。』
ぽち『壁に穴開けるクズがこぼれないように養生するのだよ』
息子くん『ほう。でもなんでそんなモノ持ってるん?』
工事においてゴミが出る場合は養生は必須ですからね。 工事人としての基本です。
では、エアコン開墾!!
息子くん『おぉ〜!!』
まずは、工事説明書をよーく読んでから作業に入りましょう。 工事の基本です。(笑)
まずは、取り付けパネルの位置決めをします。
左は壁、右はカーテンレールがありますので干渉しないように、かつ、メンテで蓋を開けるのに支障のない位置に。
大体の位置を決めたら、本体を仮載せして実際の設置状況を確認します。
あ..モザイク忘れてるわ...まぁ後姿だからいいか(笑)
うん、設置位置には問題ないようです。
次に、取り付けベースを水平に固定する必要がありますのでiPhone5sを水準器がわりに微調整します。
iPhone6+じゃないのは、6+では写真を撮ってるってのもありますが、iPhone5sの側面がフラットなので測定に適してるってのが最大の理由ですかね。(笑)
これで、穴の位置を決定したら、
ドンドンドン!!(ドライバーを手で叩いて打ち込む)
息子くん『な!?なにを??』
ぽち『ん? 穴開けてる。』
息子くん『なぜに!?』
一見、ネジが効きそうに見えるこの壁はボードだからスカスカなのだ。なので、アンカーを打ってネジを固定するのだよ。
先ほど打ち込んだドライバーの穴がちょうど良い大きさなのですよ(笑)
ボードアンカーを壁にはめ込んで固定したら、
取り付け台座を固定しまして...
次は配管を通す穴です。コンパス(ステッドラー製)で60mmの円を描いて...
大胆にドリルで穴を開けます。
しばらくすると外壁にドリル刃が、こんにちわしました。
って、ここから大きい穴はどうやって開けてるの?
通常は、ホールソーっていう大口径の穴を開けるノコギリの刃がついたようなドリル刃を使うのですが、
特殊なモノなので1,000円〜2,000円するのですね...
仕上がりを考えるとそれだけ投資して召喚するのも良かったのですがあえて、あえて!特殊工具を使わずに作業してます。
メインの穴を開けた大口径ドリルから6mm程度のドリル刃に換装しまして、
こんな感じで大きな穴を開けていきます。(これなら特殊工具を使わない施工の参考になるかな?)
大体の感じで穴を開けたら、微調整していきます。
息子くん『カッター?』
ぽち『しゃきーん!』
息子くん『なに、その凶悪なやつ?』
石膏ボード用のノコです。これで、穴を丸く整えていきます。
内側と外側を整えて...
開通〜!! あっ、穴は室内から室外へ下がる感じで開けてくださいね。(中心線が室外の方が下になります)
開けた穴にチューブを通して、
化粧パネルでカバーをしまして、
外側はちゃんとパテ盛りしましょう。
ここまで出来たら、下準備が完了で、いよいよ取り付けです。
室内機と室外機を接続するVVF(電源)ケーブルの加工が必要です。
おっ!こういうのは電気工事士の出番だな(笑)
ぽち『おーい電気工事士!VVFの加工してくれー!』
息子くん『お、おう!』←息子くんは、昨年、高2で電気工事士の資格を取っていたのですね。
息子くん『どうやれば?』
ぽち『取説に書いてるやろ、15mm、40mmでやってくれ』
息子くん『おぅ。55mmでえんやな?』
ぽち『そうだな....』
しばらくして...
息子くん『しかし、こんなに短いの、何につかうん?』
ぽち『え??』
誰が、55mmのVVFをつくれと? 二人とも大ウケ(笑)
頼むぞ、電気工事士... まぁ、初現場がうちでよかったな(笑)
電源線の加工が終わりましたら、配管接続です。
配管を通していきます。
冷媒配管(銅管)2本とドレンホース、VVF(電源ケーブル)を穴に通していきます。
室内から、ぽちが配管を送り、室外では息子くんがそれを引き出す。
こういう時、助手がいると助かるなぁ(笑)
ある程度配管を通したら、
配管の接続に入ります。 ここからは慎重な作業が要求されます(笑)
まず、下のドレンホースを接続して...
ここで、ぽちのこだわり。
通常はドレンホースをそのまま接続しますが、ぽちは断熱チューブ(白いやつ)をつけてから接続してます。
これをすると、ドレンホースが結露して壁や室内機の中が湿るのを防止できます。
(もちろん、通常のエアコン工事には含まれてない部分ですね)
で、これが冷媒用の配管です。
先が開いてるのがわかります?
これを、フレア加工っていいます。 接続箇所ががっちり接続できるようにこんな加工されている訳ですね。
これを、ナットを締めて接続するのですが....
上のフレア加工には意味がありまして...
受け側の突起と接続側のフレアががっちり接続できるようになってるのですが力任せに締めればいいって訳で無いのです。
弱ければ気密漏れを起こしますし、強すぎれば柔らかい銅管を破損させてしまう。
なので、ナットの締め付けは、細管16±2N・m、太管38±4N・mでの締め付け強度が必要です。
え?そんなのどうやって!?
ですよねー(笑)
そこで、トルクレンチの出番です。 トルクレンチを使えば規定の締め付け強度で施工可能です。
冷媒パイプ2本とVVF(電源)ケーブル、ドレンホースを接続しましたら、
室内機の工事は終了です。
って、すんなり取り付けれた感じで記事にしましたが....
実は、配管と室内機の位置が干渉して取り付けベースに固定できないって不具合が....
無理やり固定するよりは、余裕を見て取り付けしよう...って方針で、
取り付けベースを上方向&右方向に15mmほどずらすことにしました...
おかげでこのザマです。 アンカー打ち込み用に開けた穴に埋めたパテが....
でも間近で見ないとわからないこともあり、息子くんは全然気にならないと...
どうも、ぽちだけが気にしてるようですね(笑)
さて、室内機の工事はほとんど終わりました。
難易度で言うと、室内機40%、室外機(配管含む)60%くらいの難易度ですかね〜。(ぽちの私見)
次回は室外機と配管工事です。
えっ!? なんてことだ!? 長さが足らない?だ、と...???
次回へ続く
2015-08-04 23:59
nice!(15)
コメント(4)
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このコメント欄に「うちも設置をお願いします」っていう依頼がいつ来るのか楽しみに待ってます。
by アニ (2015-08-06 06:32)
アニさん、nice!&コメありがとうございます!
エアコン工事の最後の記事には、『ご依頼はこちらから!』ってボタンが必要ですかね〜(笑)
by ぽち (2015-08-06 07:25)
エディオンぽち無線、開業なの〜ww
by デジカメ (2015-08-06 20:12)
デジカメさん、nice!&コメありがとうございます!
電化製品の取り付けや工事でお悩みではありませんか?暮らしをサポートする、ぽち工房の新規事業!エディオンぽち無線、開店!
あなたのヲタクライフを充実させるグッズ等のご相談は、ぽち工房へどうぞ!(笑) ってね!
by ぽち (2015-08-07 15:09)