まどか☆マギカ叛逆の物語を観て来ました。

26日、27日と観て来ました。

　　　　　　鹿目まどかは世界を変えた。
　　　その後の世界で、魔法少女達が見るのは、
　　　　　　　　希望か、絶望か。

　劇場版をみた後の世界で、私たちを待っていたのは、
　　　　　　　　希望か、絶望か......

続きネタバレ含みます....

２６日の夜にはブログ更新しようと思っていたのですが....
いろいろと気持ちの整理がつかず、今日になってしまいましたww

TVストーリーで、一度は閉じた物語を再び開くと言うことは、たしかに賛否両論あるでしょう。
キャッチコピーの「鹿目まどかは世界を変えた。その後の世界で、魔法少女達が見るのは、希望か、絶望か。」
キャッチなんて少し大袈裟くらいな感じなのでww　なんて思ってましたが本当に、希望か、絶望か。な話しでした。
私は、ほむらーなので...　ほむらーかどうか？ってのもこの映画の評価に直結して来るのではないか、と思いますね。

さて、早朝から出撃です。県外遠征（シネリーブル神戸）も考えていましたが地元館に行きました。
いろいろと、やる気があるのかを疑うムービックス倉敷ですが、少しだけ期待してww
だが、そんな期待は絶望へと。　
希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、私、そんなのは違うって、何度でもそう言い返せます。きっといつまでも言い張れます。ムービックス倉敷以外では...


７：３０頃の待機列です。本日は息子君と参戦です。
当日は早朝に開くよー！って言っても８：３０に開場、物販開始です。
初回上映は９：０５です。　この時点でおかしくないですか？　物販に並ぶなら、初回上映諦めろって事です。
私が、最高の劇場と崇める、シネリーブル神戸は、通常の売店の他に特設売店設けて、レジ増強って、実にわかってらっしゃる！って対応なのですが..
ムービックス倉敷は、東京駅の新幹線ホームにあるキオスクの方が広いぜ！って位の売店で通常通り営業。
開店前に200人以上は並んでたという待機列に対して通常体制。しかも購入個数制限無し（普通は制限するだろ？）

（物販待機列に並ぶ、ほむら紳士の図（わたし）　いつものごとく息子君にツイッターで晒されるw）
挙げ句の果てに、完売のアナウンスしないものだから、並んだ末に売店へ到達すると、
そこに残ってるのはグッズでなくて、絶望でした。　購入出来たのはパンフレットだけ。
グッズ売り切れアナウンスをキチンとしてくれたら、物販諦めて劇場入りしたのに...
今回に限らず数多の不手際目立つこの劇場では期待するだけ間違いだったという事か、あたしって、ほんとバカ...

そんな状態なので、初回上映諦め組も多数...
私たちも残念ながら初回上映は捨てました。なんか、色紙を2800円で買ったよ...な気分です。


予定では、初回上映と３回目上映で、２回観る予定だったのですが、初日は結局１回しかみれず（;´Д⊂）
初回は予約でほぼいっぱいだったのですが、当日券も少し残りあり。

でも、９時前には売り切れてました。（距離があるので写真ぼやけあり..一番上がまどマギ）

さて、少しだけネタバレ含みますが行きます。（セリフは不確かな部分多々あり...、私見も多々あり）

誰が想像出来たでしょうか？　観る前のこのワクワク感がまったく別の感情になろうとは...

魔女でも魔獣でもない、ナイトメアというものと魔法少女達は戦っています。
その魔法少女達というのは５人です。
あれ？　円環の理により導かれたはずのさやかも、神となったハズのまどかもともに戦っている！？

まどかがベットで目覚めるシーン。　あぁ、ナイトメアとかいうのとの戦いは夢オチなのか...
そして、学校のシーンです。

そこへ転校して来たのは、ほむらちゃんです。
髪をかきあげる仕草をしながら、それとなく、指輪（ソウルジェム）をチラリ。
まどか、さやか、あんこが、ソウルジェム！？　あいつも魔法少女なのか！
そんなスタートでした。　つまりは、前編、後編とは別世界線の話しなのかな？

変身シーンが、５人それぞれ違っていて、振り付けとかセリフとか、魔法戦隊！みたいになってて、
皆で戦うのだから、これやりましょうよ！って言い出したの、絶対にマミさんだよな...と思ったww
変身シーンでは、さやかのブレイクダンスがなんか笑ったけどねw

ナイトメアなるものを捕まえて、円卓で、なんか儀式！？みたいなのがはじまります。
♪ケーキケーキ、まぁるいケーキ
まぁるいケーキはだぁれ？
ケーキハサヤカ？
ちーがーう
私はラズベリー
まぁるいケーキは赤い色
ケーキは杏子？
おかしは甘い　〜
なやりとりで、最後に、ナイトメアがケーキに変化して、べべ（シャルロッテ）から中の人（変身後シャル）がでてきて、パクッ！って食べておわり。
そういう理由で、シャルロッテがいるのかな？と思いましたね。ＴＶ番ではマミさんのいちばんの天敵だったような....
そんな、ナイトメアとかいうのを皆で倒して楽しく過ごしてる世界。　観ていて、これでいいの？と疑問が...

そんなとこで、ほむらが、あんこと二人で話します。　何かおかしくないですか？
ほむら「私の記憶では、あなたが一番おかしいの。だからあなたに相談しようと思ったの」
あんこ「てめぇ、喧嘩うってんのか！」
ほむら「佐倉さん、今は何処にすんでるの？」
あんこ「さやかの部屋に居候だよ。知ってるだろ？」
ほむら「いつからですか？」
あんこ「おまえがくるより前だよ」
ほむら「いつか覚えてますか？」
あんこ「ん？？？」　思い出せない、あんこ
ほむら「見滝原に来る前はどこに？」
あんこ「隣町だよ。　マミが手こずってるってから、手伝いに来てやったんだよ。」

ほむらの頼みで、あんこの元居た町へ言ってみることになったのですが、辿り着けません。
何度、バスを乗り換えても、歩いて行っても、見滝原から出られない。

ほむらは気付きます。　

この閉鎖空間。　私は知ってる。　魔女の結界だ..

問題は、だれの仕業？

ほむらが、疑いの目を向けたのは、べべでした。　マミの家にまどかとお邪魔した時に、盾で時間を止め、
べべを連れ出し、尋問します。　あなたの仕業なの？

ところが、マミのリボンがほむらの足に結ばれていて、マミも追って来ます。
（リボンで結ばれているので、時間停止魔法の効力が効かない）
マミ「これ以上、心友（ベベ）が痛めつけられるのを見てられないの」

ほむらと、マミのガチバトルです。
予告を見た時から非常に気になっていたシーンがここで来ました。

私たちは、知っていたハズです。
魔法少女は、どんなに傷つけられても、ありったけの血を抜かれても、ソウルジェムが無事なら生命に支障はないと言うことを。
なのに、そんなのが一瞬で吹っ飛んだくらい衝撃をうけたシーンでした。

ほむらは気づきました。皆、偽りの記憶をうえられている。
でも、一つ思い出すと、次々と思い出したくないものまでも思い出してしまう。

ほむら「わたし、嫌な夢をみたの。　まどかがとても遠くてもう二度と会えない所にいってしまう夢を」
まどか「それは無いよ。　だって、みんなと離れるのなんて、そんなの、私、耐えられないよ。」
ほむら　涙を流し「あなたにとってもそんなに辛い事だったのね...」
ほむら「あなたは、あなたにしか出来ない事があると気づいたとき、決断してしまう人なの。」

ほむら「はっきりわかったわ。　あなたは、間違いなく本物のまどかよ。」

実は、１回目視聴の時は、この意味がわかりませんでしたが、
観終わったあと、２回目観た後にじわじわと意味が分かってきて、ウルっときてしまった。

つまり、１２話の冒頭のシーンで、まどかが「わたし、魔法少女になる。」って言った時の決意の重さを。
あの時、こんなに辛い決断をしたまどかの事を自分は何をしてでも止めるべきだったのではないの？
（１２話のシーンはこちら　まどか☆マギカ最終話も......　涙無くして見れなかった......）

さあ、偽りの世界を終わらせに行こう。
ほむらは、自らが立てた仮説を立証しに行きます。
バス停に、自分のソウルジェムを置き、バスに乗ります。

ほむら「魔法少女がコントロール出来るのは、せいぜい１００M...」

バスはどんどん走って行きます。　でも自分はコントロール出来ている。
ほむら「もう、魔法少女でも無いのね...」
そして、魔女が作った結界に自分たちが取り込まれてるのではなく、自分が魔女になっていたと気づきます。

まどかの犠牲によって、魔法少女が魔女になる前に消滅する事で救済する、円環の理システム。
そんな、円環の理があるのに、なぜ？ほむらは魔女になってしまったの？？？

そこは、キュゥべえ達の仕業でした。
ソウルジェムが濁りが限界に達すると、消滅する事で魔法少女を救済する、円環の理システムの正体を突き止めようと、
ほむらのソウルジェムを結界に閉じ込め、外部から干渉を受けないようにしていたのです。
そうすることで、円環の理の力が及ばない状況を作れば、なにか解るのではないか？
円環の理さえ、観測出来れば、その後の研究で、制御も可能になるのではないか？
そんなキュゥべえ達の罠にはまっていたのでした。

まどかは、まど神様。つまり概念なので、キュゥべえは、この世界に居るまどかが何者か解らずにいた。

あとになって思うと、ほむらのソウルジェムが濁りきって、ほむらを助けに来たものの、この結界のせいで、まどかは、自分の役割を忘れてしまってたようです。

まどかに、辛い想いをさせるくらいなら、このまま、魔女になってやる！
ほむらは、自ら呪いを募らせ、魔女に羽化してしまいます。

もう、ほむらーにとっては、自分のソウルジェムも同じように濁りきってしまいましたよ....　衝撃の展開でした。

まみ、あんこ達が、結界を破ってくれ、ほむらの実体のところへソウルジェムを取り返して来てくれました。
あとは、円環の理システム作動！

まどかが、迎えに来ました。

これで、ほむらちゃんも、まどかに救済されて、物語は終わるのか....

ほむら「この時を、待ってたのよ」

まど神様の手を掴み、ほむらは、まどかの、記憶と力を奪います。
神さえも冒涜するその力....　魔女ではなく、悪魔でした。
まどかの為なら、悪魔になってもいい。

QB「どうしてそんなことができるんだい？」
ほむら「コレが、愛よ。」

そして、再度、宇宙の概念が書き換えられます。

１回目視聴では、もう、唖然として....　やってくれたな、虚淵...と。
そして、観終わって、放心状態な私に、隣に座ってた息子君が、

「どうですか？　好きになったキャラがどんどん悪魔になって行く気持ちは？」

と、トドメの一言ですよ...　その時は、ほむらの事だと思ってたのですが、
あとから考えるとじわじわきましたww　あぁ、なのはの事も掛けてるんだと。

いや、なのはさんは、悪魔になってないからね！　裏で悪魔と呼ばれているだけだから！

あまりの衝撃に、初日は２回観る予定だったのだけど、連続視聴はソウルジェムがもたないかも...
ある意味、１回目上映パスして１回視聴はよかったのかな？？（と前向きに考えようw）
そして、一晩、じっくり気持ちの整理をして、２日目の鑑賞に出撃しました。

２日目は、嫁サンも含めて、ファミリーでおでかけ。
観終わったあとの、嫁サンの感想は、「ほむらがブラックすぎるわ...」
その感想を聞いた息子君が私の方を指して、嫁さんに『こちらに、好きになったキャラが、どんどん悪魔になって行く、悲惨な人がおられます』と、さらに追い打ちをかける...
映画見ただけで、ほむらーな私の精神ダメージぱないのだから、そっとしておいてww

さて、２日間での収穫はこちら、


チャームは、まどかがもう１つあったのですが、すで息子君の理に導かれて行っておりますw

コラボポップコーンの箱ももちろん持ち帰り。

コレが、ティッシュ入れるのにちょうど良いんですわ！

叛逆の物語は、新編と言うだけあって、ああいうストーリーもアリだとは思います。
ほんとうに、ほむらストーリーでした。　それだけに、ほむらーの愛が試された、そんな感じがいたします。

でも、また観に行くよ！　あと３回くらいは観たいな。（その度にソウルジェム濁りそうですが...）
色紙は８枚ゲットできましたが、フルコンプ出来なかったなぁ...